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『月刊フォトコン』10月号にて銅賞受賞作品『慈愛の盾』
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【受賞のご報告】 いつもご覧いただきありがとうございます。 このたび、カメラ雑誌『月刊フォトコン 2026年10月号』におきまして、私の作品『慈愛の盾』が「銅賞」に選出・掲載されました。 日頃から動物たちの生き生きとした姿を追い続けているなかで、このように権威ある誌面で評価していただけたことは大変励みになり、心から嬉しく思っております。日頃応援してくださる皆様、そして撮影の場を提供してくださる動物園のスタッフの皆様に、深く感謝申し上げます。 【作品について:『慈愛の盾』】 今回受賞した写真は、とべ動物園で撮影したライオンの母子です。 作品名: 慈愛の盾 撮影場所: 愛媛県砥部町(とべ動物園) 撮影機材・設定:カメラ:キヤノン EOS-1D X レンズ:EF300mm 設定:F5.6 / 1/3200秒 / ISO6400 プリント:キヤノン PRO-G1 / 写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] 【撮影の舞台裏と苦労】 活発に動き回る子ライオンと、それを見守る母ライオン。動物撮影ではこちらの思い通りに被写体が動いてくれることは一切ありません。特に警戒心の強い大型肉食獣の親子となると、少しの気配の変化で位置関係が崩れてしまいます。 このカットは、午前10時頃、落ち着いた光の中で子ライオンがふと手前の岩場に身体を預けた瞬間でした。 母ライオンがそっと背後に寄り添い、愛おしそうに子どもの小さな頭の上に自らの顎を乗せたのです。 子どもの無邪気でまっすぐな視線と、母ライオンの慈愛に満ちつつも背後から包み込んで守るような重厚な佇まい。その絶妙な高低差と重なりが生まれたのは、ほんの数秒のことでした。 一瞬の身じろぎでブレないよう、シャッタースピードを1/3200秒まで引き上げ、背景の暗部とライオンたちの被毛のトーンのコントラストを意識しながら300mmの画角で引き締めました。光量の厳しい場面でも粘り強く待ったからこそ出会えた、まさに「奇跡のワンシーン」だったと感じています。 【選評をいただいて】 「子どものライオンを少し前に出し、後ろで母ライオンが守る安心感。母の愛を感じる作品ですね。」 タイトルを『慈愛の盾』とした通り、ただ「可愛い親子」を撮るのではなく、母ライオンが子どもを外の世界から守る“盾”であり、そこにある無償の愛を表現したいと考えてファインダーを覗いていました。その意図が選評の言葉としてしっかりと届いていたことが、何より嬉しく、胸が熱くなりました。 【おわりに】 野生動物や動物園の生き物たちが見せる一瞬の表情・仕草には、人間の言葉を超えた確かな物語があります。これからも動物たちへの敬意と愛情を忘れず、心に残る一瞬を丁寧に切り取っていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |

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