ホーム > 撮影テクニック・写真コンテストへ応募 メインページへ > Canon RF800mm F11 IS STM とべ動物園にて実写レビュー
<超望遠レンズ キヤノン「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 とべ動物園にて実写レビュー>
超望遠レンズ キヤノン「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 とべ動物園にて実写レビューです。
Canonの800mm単焦点レンズと言えば、「EF800mm F5.6L IS USM」でしょうか?
約46cm、重さが約4.5kg、お値段が約170万円(2021年7月・Canonオンラインショップにて)、大きく、重く、高くて買えない・・・。
800mmは、とても高額で、とても重い、一脚、三脚必須のイメージがありましたが、その常識を変えました
「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 の登場です。
お値段が約12万円(2021年7月・Canonオンラインショップにて)比較的安価、小型軽量化、手持ち撮影も可能です。
上記写真は、「Canon EOS RP」に「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」です。
カメラ本体の重さが、約485g(バッテリー、カードを含む)+レンズが約1260gの合計約1745gです。
フルサイズカメラに800mmの超望遠レンズで約1.7キロ、従来と比べてとても軽いです。
移動時、使わない時は、短くすることが出来ます。(沈胴時約28cm)
超望遠レンズは、大型カメラバッグ、大型カメラリュックが当たり前で大変でしたが、それも見事に解決しました。
撮影する時は、レンズを伸ばします。
伸ばしても約35cmで持ちやすいですが、少し手間と言えば手間のような?
スイッチ類は、とてもシンプルです。
撮影距離範囲切り替えスイッチは、Full(6m〜)と、20m〜です。
フォーカスモードスイッチは、AF(オートフォーカス)と、MF(マニュアルフォーカス)です。
手ぶれ補正機能スイッチは、オンとオフです。
レンズの伸縮時に使いますUNLOCK、LOCKです。
下記は、実際にとべ動物園にて撮影しました実写レビューです。
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/320秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/800秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/2500秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/500秒
ISO感度 6400
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/250秒
ISO感度 6400
焦点距離 800mm
[ 総評 ]
従来の超望遠レンズに比べて、安価で小型軽量化、手持ち撮影も可能です。
撮影写真の通り、800mm超望遠は、遠くを撮影することが出来ますが、近くは撮影出来ないです。
最短撮影距離が約6mで、レッサーパンダ、カワウソ、屋内展示場の動物など近すぎて撮影が困難な場合があります。
ゾウなど大型動物は、全体や全身を撮影することは難しく、基本的に顔や仕草など一部を切り取るカタチになります。
F11固定絞りは、シャッタースピードが遅くなり、被写体ブレにつながります。
ブレを防ぐためISO感度を上げる場面が多く、画質やノイズなど気にする方は、APS-Cよりもフルサイズカメラがおすすめです。
(RFレンズをAPS-Cなど、フルサイズカメラ以外で使用は?)
余談になりますが、APS-Cと、フルサイズセンサーカメラの質問を多く頂いています。
まず初めに撮影した写真の使用目的、個人の主観により、大きく異なります。
Twitter、Facebook、InstagramなどSNSをスマートフォンや携帯電話などで見れたら良い、
カメラに付いている画面で見れたら良い、ザラザラ、ノイズなど画質、質感、解像度など気にしない場合は、
APS-Cやフルサイズなどセンサーサイズを気にしないで、自分の好きなカメラで良いと思います。
上記とは異なり、とても気になる方、A4、A3、全紙、大全倍など、きれいに印刷したい、
大型テレビやモニター、プロジェクターできれいに表示したい、曇り空や暗い場所でも撮影したい、
写真の画質、質感、解像度、躍動感など気になる場合は、フルサイズカメラがおすすめです。
センサーは、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部分で、大きいと情報量も多くなりますから、
当然、画質や表現力が良くなります。
スマートフォンも年々、センサーサイズが大きくなり、既に一部の機種には「1インチの大型センサー」が搭載されています。
画面も数年前に比べて大きくなり、10億色の豊かな色彩表現が可能なタイプもあります。
そのような技術、時代の流れをどう考えるかでしょうか?
(結局、使用目的と個人の主観で良いと思います)
エクステンダー装着可能です。
EXTENDER RF1.4×装着時は絞り値がF16、EXTENDER RF2×装着時はF22になります。
エクステンダーx2を付けて約1600mm、とべ動物園で何を撮影したら良いかな?と悩みました。
東門から園内を見下ろすように撮影しましたが、遠くが写る、写った感じで動物写真としての作例に使えないような・・・。
まるで遠くの山の上から、見下ろした感じの動物写真になりました。
どちらかと言えば、とべ動物園は、800mmよりも、コンパクトで安価なRF600mm F11 IS STMが良いでしょうか?
シャッターチャンスを考えると、例えば「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」が便利です。
最後に100%完璧で全てが撮影出来る、超高画質、超高性能、とても安価なレンズは、今のところ無いです。
様々なメリット、デメリットがありますが、800mmの超望遠単焦点レンズ、どうでしたか?
今後もみなさんからのご質問やご要望に合わせて実際の撮影やレビューをする予定です。
ご意見、ご感想などお待ちしております。
撮影テクニック、カメラ選び、レンズ選び、写真コンテストへ応募など・・・お気軽にご相談ください。
メール: info@tobezoophoto.jp
<超望遠レンズ キヤノン「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 とべ動物園にて実写レビュー>
超望遠レンズ キヤノン「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 とべ動物園にて実写レビューです。
Canonの800mm単焦点レンズと言えば、「EF800mm F5.6L IS USM」でしょうか?
約46cm、重さが約4.5kg、お値段が約170万円(2021年7月・Canonオンラインショップにて)、大きく、重く、高くて買えない・・・。
800mmは、とても高額で、とても重い、一脚、三脚必須のイメージがありましたが、その常識を変えました
「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」 の登場です。
お値段が約12万円(2021年7月・Canonオンラインショップにて)比較的安価、小型軽量化、手持ち撮影も可能です。
上記写真は、「Canon EOS RP」に「Canon RFレンズ RF800mm F11 IS STM」です。
カメラ本体の重さが、約485g(バッテリー、カードを含む)+レンズが約1260gの合計約1745gです。
フルサイズカメラに800mmの超望遠レンズで約1.7キロ、従来と比べてとても軽いです。
移動時、使わない時は、短くすることが出来ます。(沈胴時約28cm)
超望遠レンズは、大型カメラバッグ、大型カメラリュックが当たり前で大変でしたが、それも見事に解決しました。
撮影する時は、レンズを伸ばします。
伸ばしても約35cmで持ちやすいですが、少し手間と言えば手間のような?
スイッチ類は、とてもシンプルです。
撮影距離範囲切り替えスイッチは、Full(6m〜)と、20m〜です。
フォーカスモードスイッチは、AF(オートフォーカス)と、MF(マニュアルフォーカス)です。
手ぶれ補正機能スイッチは、オンとオフです。
レンズの伸縮時に使いますUNLOCK、LOCKです。
下記は、実際にとべ動物園にて撮影しました実写レビューです。
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/320秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/800秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/2500秒
ISO感度 4000
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/500秒
ISO感度 6400
焦点距離 800mm
撮影カメラ Canon EOS RP
レンズ RF800mm F11 IS STM
絞り F11
シャッタースピード 1/250秒
ISO感度 6400
焦点距離 800mm
[ 総評 ]
従来の超望遠レンズに比べて、安価で小型軽量化、手持ち撮影も可能です。
撮影写真の通り、800mm超望遠は、遠くを撮影することが出来ますが、近くは撮影出来ないです。
最短撮影距離が約6mで、レッサーパンダ、カワウソ、屋内展示場の動物など近すぎて撮影が困難な場合があります。
ゾウなど大型動物は、全体や全身を撮影することは難しく、基本的に顔や仕草など一部を切り取るカタチになります。
F11固定絞りは、シャッタースピードが遅くなり、被写体ブレにつながります。
ブレを防ぐためISO感度を上げる場面が多く、画質やノイズなど気にする方は、APS-Cよりもフルサイズカメラがおすすめです。
(RFレンズをAPS-Cなど、フルサイズカメラ以外で使用は?)
余談になりますが、APS-Cと、フルサイズセンサーカメラの質問を多く頂いています。
まず初めに撮影した写真の使用目的、個人の主観により、大きく異なります。
Twitter、Facebook、InstagramなどSNSをスマートフォンや携帯電話などで見れたら良い、
カメラに付いている画面で見れたら良い、ザラザラ、ノイズなど画質、質感、解像度など気にしない場合は、
APS-Cやフルサイズなどセンサーサイズを気にしないで、自分の好きなカメラで良いと思います。
上記とは異なり、とても気になる方、A4、A3、全紙、大全倍など、きれいに印刷したい、
大型テレビやモニター、プロジェクターできれいに表示したい、曇り空や暗い場所でも撮影したい、
写真の画質、質感、解像度、躍動感など気になる場合は、フルサイズカメラがおすすめです。
センサーは、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部分で、大きいと情報量も多くなりますから、
当然、画質や表現力が良くなります。
スマートフォンも年々、センサーサイズが大きくなり、既に一部の機種には「1インチの大型センサー」が搭載されています。
画面も数年前に比べて大きくなり、10億色の豊かな色彩表現が可能なタイプもあります。
そのような技術、時代の流れをどう考えるかでしょうか?
(結局、使用目的と個人の主観で良いと思います)
エクステンダー装着可能です。
EXTENDER RF1.4×装着時は絞り値がF16、EXTENDER RF2×装着時はF22になります。
エクステンダーx2を付けて約1600mm、とべ動物園で何を撮影したら良いかな?と悩みました。
東門から園内を見下ろすように撮影しましたが、遠くが写る、写った感じで動物写真としての作例に使えないような・・・。
まるで遠くの山の上から、見下ろした感じの動物写真になりました。
どちらかと言えば、とべ動物園は、800mmよりも、コンパクトで安価なRF600mm F11 IS STMが良いでしょうか?
シャッターチャンスを考えると、例えば「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」が便利です。
最後に100%完璧で全てが撮影出来る、超高画質、超高性能、とても安価なレンズは、今のところ無いです。
様々なメリット、デメリットがありますが、800mmの超望遠単焦点レンズ、どうでしたか?
今後もみなさんからのご質問やご要望に合わせて実際の撮影やレビューをする予定です。
ご意見、ご感想などお待ちしております。
撮影テクニック、カメラ選び、レンズ選び、写真コンテストへ応募など・・・お気軽にご相談ください。
メール: info@tobezoophoto.jp